2017/03/08 10:03:04
他にもしんどい子は沢山いるのよ。
もっと不幸な子が居るんだから。
この言葉は、
もうちょい、一般的に言う感じの不幸をパッと見で分かるくらいに被ってから出直して頂戴。
って言われてるのと同じに感じるのは、きっと私が卑屈になり過ぎているから。
だから、大人しく帰ろうという気にもなる。
しかし、許せない言葉がたくさんあった。
その中のふたつが、
お前より不幸な子なんて星の数ほど居るから、お前は幸せなほうだ。
とか、
今日生きたくても生きられなかった子どもは沢山いるんだから、生きてるだけで有難いじゃないか。
だとか。
こういう言葉を教師が口にするのは、どれだけ尊敬していた先生でも一瞬でさめる。百年の恋のように。
これは、他人を見下して生きることを子どもに教えるということだと、私は受け取った。
確かに、たったいま命を落としている子どもは居ると思う。というか、確かに居るはずだ。
しかしそれを彼らは、涼しい顔でガキをなだめる程度の言葉として使っているようにしか、私には受け取ることが出来なかった。
そしてまた、私のことは良いにしろ、人の不幸を天秤にかける教師が居ていいのか、と。
人員不足と教育不足をあからさまに見せ付けられた瞬間でした。
夢はやっぱり、正しい教師になることです。